こんにちは、学習塾イノセント合志教室の南です。
入塾時のR君はとにかく英語が苦手でした。
ただ、元々は中二の2月からイノセントで勉強してくれていましたが、数学だけを受講していました。
ただ受験にあたり「一人じゃ難しいから」と中三の6月からは英語も受講してくれるようになったんです。
それこそ受講前にはこのように言ってました。
R君は普段からよく勉強する生徒さんで、塾外でもきちんと勉強していました。
でも英語だけはどうしても満足のできる成績が取れなかったんです。
英語の勉強開始当時
英語勉強当初、R君の成績は以下の通りでした。
中学三年生 6月当時
英語 – 36点 / 50点
数学 – 47点 / 50点
5教科合計202点 / 250点(80.8%)
受講後約半年で成績はこのようになりました。
中学三年生 11月当時
英語 – 44点 / 50点
数学 – 47点 / 50点
5教科合計224点 / 250点(89.6%)
模試の成績も大きく変わりました。
中三年生 4月模試
5教科合計108点 / 250点(43.2% – 偏差値51)
中三年生 11月模試
5教科合計147点 / 250点(58.8% – 偏差値57)
そして一番驚いたのは、11月にR君と進路について話していた時です。
R君が6月に英語を受講したのは、英語が苦手だったからだよね???
と過去の記憶を思い出しそうとしたほどです。
最近のR君は、英語についてメキメキと成績を伸ばしているため、
自信がついたのだと思います。
英語学習の取り組み
ではどのような流れで英語を勉強したか、具体的にお伝えします。
最初の授業にて
実際にR君と学習を進める上で、
まずは「英語のどこでつまづいているのか」を、確認しました。
すると、文法は理解できていることが多いにも関わらず、
単語が原因で正解を取れていない箇所がいくつかありました。
また、授業の質問内容も単語自体への疑問が多く、単語力が原因で成績が上がらないことが分かりました。
早速、単語力強化を開始しました。
英検3級の単語帳を使って、
「単語を覚える時間」を作りました。
・授業開始後10分だけ単語の確認をしてから授業に入る
・宿題として単語を覚えてきてもらう
・単語テストをする
などコツコツと単語を勉強してもらいました。
・声に出して覚える
・見る回数を増やす(一日に何回も繰り返す)
・声に出すだけで覚えられない時は書きながら声に出す
・一度に覚える時間は10分だけ
単語の勉強のあとは文法という形で、
フォレスタという参考書を用いて英語を満遍なく学習しました。
英語の勉強法は津福教室の渡辺先生直伝
イノセントには英検1級を取得された渡辺先生という先生がいらっしゃいます。
英検1級って実は「京都大学の入試でも簡単に思える」ほど難しいんです。
イノセントでは、学習方法を各先生で共有しています。
成績を上げるためのシンプルな方程式
勉強って、「正しい」勉強に「時間をかければ」成績は上がります。
私はR君に対して「単語からやろうね」とか、
「文法ってこうなんだよ」と渡辺先生直伝の英語を教えました。
でも、きちんと実践してくれたのはR君です。
「国際コースを受けようかな」と言ってくれるまでに
R君が英語に対して自信を持ってくれたことは本当に嬉しいです。
R君は数学と英語を受講したことで、他の教科の勉強方法も掴んでくれたのだと思います。
テスト前対策会に積極的に参加してくれ、
理科や社会、国語の質問もたくさんしてくれました。
その結果が5教科合計で「89.6%(224点/250点)」に繋がったんだと思います。