柳川市ならび近郊の皆さん、こんにちは!学習塾イノセント柳川教室の田中です。
日頃よりお子さまの学習について、さまざまなお悩みやご不安をお持ちのことと思います。今日は、その中から「英語」についてお話したいと思います。
「英会話に通わせているのに、学校の英語が伸びない」
「英語は好きそうなのに、テストになると点数が取れない」
こうしたご相談をいただくことは、実は少なくありません。
英会話スクールに通うこと自体は、とても良い取り組みです。
英語に触れる機会が増え、「話してみる」経験が得られるという点では、大きな価値があります。
ただ一方で、指導の現場で中学生・高校生を見ていると、
英会話の経験と、学校英語の成果が必ずしも一致していないケースが多いのも事実です。
では、何が違うのでしょうか。
記事の内容
英会話と学校英語は、そもそも目的が違う
まず大前提として押さえておきたいのは、
英会話スクールと学校英語は“目指しているもの”が異なるという点です。
英会話は、
●英語に慣れる
●コミュニケーションを楽しむ
●実際に使ってみる
といった「体験」や「実践」に強みがあります。
一方で、学校英語では、
●文法の理解
●読解力
●正確な表現
●テスト・入試への対応
といった、体系的に理解し、再現できる力が求められます。
どちらが良い・悪いではなく、そもそも役割が違うのです。
なぜ「英会話だけ」では足りないのか

英会話は基本的にアウトプット中心の学習です。
もちろんアウトプットは重要ですが、その土台となる理解が不足している場合、
😿なんとなくは伝わるが、正確に書けない
😿単語レベルで止まり、文章が組み立てられない
😿テストになると点数に結びつかない
といった状態に陥りやすくなります。
実際に教室でも、
「英会話はやっていたのに、文法が分からない」
「話すことには抵抗がないのに、テストで点が取れない」
という生徒は珍しくありません。
これは能力の問題ではなく、学習の「順番」と「バランス」の問題です。
子どもたちを見てきて分かったこと
これまで多くの生徒を見てきて感じるのは、伸びる子には共通した「順番」があるということです。
最初からうまく話そうとする子よりも、
一つひとつの意味や仕組みを理解しようとする子の方が、結果的に大きく伸びていきます。
この感覚は、私自身の経験とも重なります。
これまで海外で学ぶ機会や、実務として英語を使う環境に身を置く中で感じたのは、
「なんとなく話せること」と「正確に使い続けられること」は全く別物だということです。
実際の現場では、曖昧な理解のままでは通用しません。
だからこそ、土台となる理解の重要性を強く実感してきました。
日常会話であっても、自分が伝えたいことを正しく相手に理解してもらうためには「なんとなく」では伝わりません。これは日本語でも同じですよね?
学習の面でも、私はどちらかというとインプットを重視してきました。
基本となる文型や表現をしっかり理解し、
単語を入れ替えながら繰り返し使うことで、表現の幅を広げていく
という方法です。
いわば、「型を理解し、それを展開していく学習」です。
最近、いろいろな所で外国人留学生を目にしますよね。彼らが来日して最初に学ぶが日本語です。その日本語教育を施しているのが日本語学校(日本語教育機関)で、このプロセスは、現在多くの日本語教育の現場でも取り入れられている指導法であり、「理解 → 活用 → 定着」という流れを大切にしています。
「話せる人」と「教えられる人」は違う
ここで一つ、見落とされがちな視点があります。
それは、「話せること」と「教えられること」は別のスキルだということです。
話せる人は、自分の中で言語を自然に運用する力に長けています。
一方で教える側には、その仕組みを分解し、「なぜそうなるのか」を説明し、再現できる形で伝える力が求められます。
どちらが優れているという話ではなく、役割の違いです。
スポーツでも、優れた選手が必ずしも名コーチになるとは限らないように、
「できること」と「教えられること」は別のスキルです。
だからこそ、学習の初期段階においては、理解を言語化し、順序立てて伝えられる指導が非常に重要になります。
語学学習は「順番」で結果が変わる
語学学習にはさまざまな方法がありますが、多くの研究で共通しているのは、
「理解(インプット)→定着→運用(アウトプット)」
という流れです。
✅まずは意味が分かる
✅次に使える形にする
✅最後に自由に使えるようになる
この順番を無視してアウトプットだけを増やしても、一時的な「できた感」で止まってしまうことが多いのです。
小学生と中高生では、最適な学び方が違う
ここは非常に重要なポイントです。
小学校、低学年の段階では、
「英語を好きになること」「楽しく触れること」
が最も大切です。
この時期に無理に文法やルールを詰め込むと、
かえって英語嫌いにつながってしまう可能性があります。
一方で、小学校高学年になると英語は教科として評価もつくようになります。
それでもなお大切なのは、
「楽しさを土台にしながら、少しずつ『わかる』経験を積み重ねること」です。
- フレーズを丸ごと覚える
- 音と意味を結びつける
- 簡単な型に触れる
こうした積み重ねが、中学へのスムーズな接続につながります。
そして中学生・高校生になると、
「理解して使えるようにする学習」
へと大きく舵を切る必要があります。
ここで文法や構造の理解を避けてしまうと、その後の伸びに大きく影響してしまいます。
学習塾イノセント柳川教室では…
柳川教室では、この「役割」と「順番」の違いを踏まえた指導を行っています。
英会話の良さを活かしながらも、それだけでは補いきれない部分――
✅文法の理解
✅構造の把握
✅再現できる力
を丁寧に積み上げていきます。
単なる暗記ではなく、「なぜそうなるのか」を理解し、使える形にすることを重視しています。
その結果として、
👍テストで点が取れる
👍長文が読める
👍自分で英文が作れる
といった、本当の意味での英語力につながっていきます。

最後に…
英会話スクールは、英語に触れるきっかけとして非常に価値があります。
ただし、それだけで十分かというと、そうとは限りません。
特に中学生・高校生にとっては、
「理解に基づいた学習を、正しい順番で積み上げること」
が結果を大きく左右します。
もし今、
😿英会話に通っているのに成績が伸びない
😿英語が分かるようで分からない
と感じているのであれば、それは才能や能力ではなく、学び方のバランスの問題かもしれません。
正しい順番で積み上げれば、英語は必ず伸びていきます。
※無理な勧誘は一切ありませんのでご安心ください