学習塾イノセント合志教室の南です。
受験シーズンになると、
翌年や翌々年に受験を控えた生徒から
よくこういう質問をいただきます。
生徒によってスタートの時期は色々ですが、
私は進路が決まったらすぐに
赤本を買って受験勉強を始めて欲しいと思っています!
というのも、
私自身が高三から受験勉強を始めて
大失敗したからです。
厳密に言えば、
高校のテストはすごくよかったんです。
でも、模試や入試問題には歯が立ちませんでした。
学校のテスト結果に満足して、
本当に重要や入試対策ができていなかったんです。
塾にも行っていませんでしたので、
学校以外での成績をちゃんと測れていなかったんですね。
また、受験勉強を始めるためにも
「どの大学を目指すのか」を決めることも非常に重要です。
そのためにもどんな進路に進みたいのか、
将来何をしたいのか?を
できるだけ早いうちから考えて欲しいと思っています。
本記事では、私がなぜ塾の先生になったのか?
また、なぜなるべく早く受験勉強を始めて欲しいのか?
について、私の失敗を踏まえてお伝えします。
この記事を読むことで、
きっかけになれば嬉しいです!
もともとは保育士を目指してました
実は私、大学では保育の学科に通っていました。
幼稚園の先生になりたかったんです。
幼稚園の先生になって
小さい子供たちの成長を見守ることが
すごく楽しそうだな、と感じていました。
また、イノセントの代表でもある井上先生は、
当時、私の高校時代の担任でもありました。
井上先生には学生の時とてもお世話になっていたこともあり、
井上先生と一緒に働いてみたいな、と思い、
大学に通いながらイノセントの田主丸教室でも
講師をさせていただいたんです。
講師をやってみて
講師をやってみて気づいたのは、
教えている生徒が、
と、言ってくれたり、
実際に点数が上がるのを目の当たりにして
- 「教えてよかったな!」
- 「頑張ったね!」
と、すごく嬉しかったんです。
この経験から、
幼稚園で小さい子供たちの成長を見守るのもいいけど、
勉強を通じて子供の成長を見守れるのもいいな、
と思い始めていました。
生徒の受験を経験して
また、講師になって初めて生徒の受験にも携わりました。
勉強での頑張りって、未来が変わるという側面もあります。
中三生が一生懸命勉強して、
自分の人生を切り拓こうとする姿にも感銘を受けましたが、
そうやって頑張っている生徒と
一緒に頑張れることにやりがいも感じていました。
もちろん、合格して欲しい!という思いはあるので、
そのプレッシャーはあります。
でも、受験という「人生でも大事な場面」で生徒を応援できて、
そして生徒と一緒に合格を喜び合えることを経験して、
本当に素敵な仕事だな、と思ったんです。
イノセントの先生方ってすごく雰囲気がよかったこともあり、
井上先生や、田主丸教室の上田先生とも一緒に働いてみたい!
と思ってこの世界に飛び込みました!
(上田先生は私の講師時代の教室長で、「どうやったら生徒が楽しく勉強できるか」を真剣に考え続けている素敵な先生です。)
成績に対するこだわり
田主丸教室で4年間講師をしてきたので、
教えることに対しては「自分なりの手法」を確立することができました。
その結果、
英語が苦手だった生徒が国際コースへ進学したい!と言ってくれたり
たったひと夏で学校の先生が驚くような成績を取れるようになったり
成績が上がって喜んでくれる生徒をたくさん見ることができるようになりました。
だからこそ、生徒の第一志望校に合格してもらいたいですね。
私自身が悔しい思いをした
実は受験勉強に関しては、私自身が悔しい思いをしています。
というのも、
中学生の頃は英語が得意で、
テストでも良い点数を取ることができていました。
同じく県の統一模試でも悪くはない点数を取れていました。
しかし一方で、高校生になってからは、
- 授業の内容もよくわかっていた
- 定期テストの点数も取れていた
でも、模試では歯が立たなかったんです。
高校になったら「学校の勉強だけだと全然足りない!」と
受験対策を始めてから気づきました。
今思うと、
英単語も不十分でしたし、
英文法も完璧ではありませんでした。
基礎ができていないので長文も読めなかったんです。
すると、
なんだか英語がどんどんつまらなくなって、
つい自分の得意な
数学の勉強ばかりをやってしまっていました。
英語って特に積み上げが重要で、
少し勉強したぐらいじゃ成果は出ません。
でも、勉強その当時はそのことも分かっていなかったので、
苦手意識ができてしまった英語に対して、
勉強が身に入らなくてなってしまったんです。
当時は「中学生の頃は英語はできたのに、
なんでこんなにできなくなってしまったんだろう」と思っていました。
受験の直前まで必死に勉強していましたが、
何度も挫けそうになりました。
高校三年生の時の担任が井上先生だったのですが、
22時頃まで学校に残って勉強する生徒を見守ってくれたり、
「諦めなくていいよ!」と背中を押し続けてくれたからこそ、
なんとか最後まで受験を頑張ることができたんです。
高校一年生から受験勉強しましょう!
だからこそ伝えたいのは、
高校生になったら
「受験勉強を念頭においた勉強を
高校一年生からしよう」
ということです!
いやいや、高校受験が終わったんだから、ちょっとは遊びたいよ!
って思うかもしれません。
そして、その後で「受験を念頭において」勉強計画を立てて欲しいんです。
また、高校受験で「勉強習慣」が身に付いてると思います。
その勉強習慣を「維持したまま」勉強すると、
すごく「楽に」勉強を続けることができます。
勉強って一度取り残されると、追いつくのは大変です。
ですので、大学受験を念頭において、
高校一年生の時から勉強計画を立てることで、
私のように「もっと早いうちから受験対策をしておけばよかった」と
後悔しないようにして欲しいです。
受験勉強って、
早い時期から始めるとすごく楽になります。
受験勉強にしんどいイメージがあるのは、
高校三年生から勉強を始めて、
毎日必死に10時間以上勉強し続けるからです。
その分の勉強量をシンプルに3で割ると、
高一から始めた場合は3.3時間の勉強量と同じです。
そう考えたら、
意外と受験勉強も悪くないって思いませんか?
高校に入って「勉強が難しい」とか「ついていけない」とか
「すぐに受験勉強を始めて後で楽をしたい!」と思った時には
気軽に相談してくださいね!