英語学習・英検

Why don’t you try listening to some English songs?

こんにちは!学習塾イノセント柳川教室の田中です!

今、柳川教室では中間テスト対策で中学生は猛勉強中です!
高校生も今月下旬の期末テストに向けてがんばってますよ~!

さあ、そんな今日の教室長ブログはというと…

『洋楽を使った英語学習のススメ』です。ハイ。

以前のブログでご紹介しましたが、イノセントグループ全体で英語学習に力を入れています。毎日わずか10~20分の勉強を続けるだけで英単語力アップを図るというもの。

高校生も同じように取り組んでいるのですが、何より難しい単語が多いうえに、文法事項への理解がなければ、英検や共通テストでいい結果につなげられない。基本英文を暗記しようと思っても、これまた数が多くて…。

そこで中高生で、

➀英語がどちらかというと得意なほう
➁英語は得意ではないけど好き
➂英語が得意・好きではないけど話せるようになりたい
④英語は嫌いだけど音楽は好き

というそんなあなたのための

『洋楽を使った英語学習のススメ』

なのです♪

 

ではでは、いよいよ本題。「前置きが長すぎや!」って声があちこちから(笑)。

洋楽を使った英語学習で得られる効果は4つ。

➀リスニング力の強化
➁正しい発音の定着
➂語彙を増やせる
④記憶に残りやすい

リスニング力の強化

洋楽を聞き流すだけでは効果はありません。聞いて真似して歌うこと。これがリスニング力の強化につながります。洋楽を聴いて「何て歌っているの?」とうまく聞き取れない箇所がありますよね?そんな時は歌詞を確認して聴いてみましょう。聴きとれるようになったら、真似て歌ってみてください。

正しい発音の定着

アナ雪で大ヒットの「Let it go.」子どもたちは意味も分からず「レリゴー」って歌っていませんでしたか?しかし、そのまま真似て歌うことで、自然とネイティブの発音が身につきます

語彙を増やせる

音楽を楽しみながら語彙が増やせるのはすごいことだと思いませんか?ネイティブ独特の言い回しやスラングなど、学校では教えてくれない表現も身につきます。TOEICなどの国際的な英語の試験を考えている人にはとても有効ですよ。

記憶に残りやすい

テストが終わると単語を忘れてしまう。そんな生徒も多いのではないでしょうか。テスト前にあれだけ勉強していたのに…、と思うこともよくあります。しかし、洋楽を使った英語学習では、音とフレーズがセットになっているので、格段に頭に残りやすいですよね。

では、どんな学習をするのか。詳しくみていきましょう。

➀歌詞を英語のまま理解する

わからない歌詞は意味を調べてちゃんと日本語訳にするところから始めましょう。繰り返し聴いて歌っているうちに、英語のまま理解できるようになります。だって、「How are you?」と聞かれたら何も考えずに「I’m fine.」って言えるでしょ?何度も出会ったフレーズは、自動的に英語のまま理解できるものです。

➁聞き流しはNG

英語力アップを目指すなら、聞き流しはNG。どんな意味の歌なのか、何度も聴いて、聴きとれなかったところは歌詞を見て確認してください。そして、単語の意味や文法を確認します。歌詞の内容が理解できたら、繰り返し聴いて歌ってみましょう。曲調などでラブソングと思っていたら、別れた恋人への怒りだった、なんてことも…。

➂シャドーイングする

聴いて真似する。これはリスニング力、スピーキング力の向上につながります。

英語のリスニングがなぜ難しいか。語彙力不足というのも要因の一つですが、カタカナ読みで覚えてしまっていること、リエゾン(音の連結)が理解できていないこと、音の強弱に慣れていないこと、などが挙げられます。

リエゾンというのは単語と単語をつなげて発音している部分です。

「Take it easy.」これを「テイク イット イージー」とは読みませんよね?「テイキリィーズィ」と発音します。ネイティブは1語ずつ区切って読むことなどありません。いくつかの単語をくっつけて発音します。

また、これは聞いたことがある人も多いと思いますが、「t」の発音が「d」の発音になっているものも多くありますよね。

 

本当は最後に「アウトプット」というのを加えたかったのですが、なかなかそのような環境がないのが現状でしょう。学校に外国人の先生がいらっしゃるのであれば、積極的に話しかけてください。「英語の勉強」というより、「先生、最近どうですか?」「週末どこか行きました?」のような内容から話を少しでも広げられるといいのでは?間違いなんか気にしちゃいけませんよ♪

私自身の話ですが、前職の仕事の関係でベトナムに1年以上滞在しなければならなかったときの話です。ベトナムの都市部は日本語が通じる店(日本食レストランや日本の商品を扱うスーパーなど)もたくさんあります。ですので、ベトナム語が全く話せない日本人生活には困りません。

でも地元の人たちが行くような店だと日本語どころか英語も通じない(´;ω;`)
ベトナム語はとにかく発音が難しい言語(中国語の四声に対してベトナム語はなんと六声)だったのですが、間違いなんか気にせず、覚えたてのベトナム語をガンガン使ってみました。
「何言ってんだ?」って顔をされることも多々ありましたが、それでもめげずにベトナム語を使っていると、相手も熱心に耳を傾けてくれるし、うまく言えなくても察してくれる。

やはり語学は実際に使ってこそ、です。

 

最後に、洋楽の歌詞の一部を紹介します!
*語彙・文法解説も少し♪

Everybody needs a little time away
I heard her say
From each other
Even lovers need a holiday
Far away from each other

Hold me now
It’s hard for me to say I’m sorry
I just want you to stay

~Chicago, “Hard To Say I’m Sorry”から~

 

<文法・語彙解説>

everybody:「みんな」という意味だが「単数扱い」。このeveryがあると単数として扱う。そのため、動詞needには「三単現(三人称・単数・現在)」のsがつく。

知覚動詞+O+原形不定詞:「Oが~するのを見る・聞く・感じるetc.」。ここでは、heard [hearの過去形](聞く)。「彼女が言うのを聞いたんだ。」の意。

each other:お互いに

far away (from~):(~から)遠く離れて

It’s …(形容詞) for <人> to-不定詞:中学で学習する不定詞の構文。「<人>にとって~するのは…だ」の意。公立高校入試の最後の作文でもこの構文をつかって応用可能!

*want <人> to-原形:「<人>に~してほしい」の意。SVO+to-不定詞の構文。この構文をつくる動詞はwant以外にもtell, ask, advise, allow, warn, persuadeなど。

たった数行の歌詞の中にもこれだけ大切な文法や構文があるんですよ!音楽を聴きながらリズムで英語が身についたら嬉しくないですか?

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