こんにちは、イノセント武蔵ヶ丘校の生田です!
保護者様からよくこんな質問をいただきます。
実は私自身も中高一貫校(真和)に通っていました。
私の実体験を通して中高一貫校のメリットを
分かりやすくお伝えできればと思います。
記事の内容
メリットその1:小学校の授業が簡単に
メリットのその1として、
「小学校の授業が簡単に思えること」があります。
私が中学受験を意識し、
塾に通い始めたのは
小学校5年生の春休み(4月ごろ)です。
元々は公文に通っていたのですが、
母親から「5年生に上がるし、学校の内容に合わせた授業のある塾に行った方がいいんじゃない?」と言われたことがきっかけです。
実際、その塾は行っててすごく楽しかったです。
他の学校から来ている子もたくさんいて、
みんなでワイワイ仲良くなりました。
学校とは違った仲間意識がありましたね。
また、その塾は先生達の雰囲気もすごくよかったです。
優しかったですし、面白かったですね。
だから勉強を頑張れていたんじゃないかな?
と思っています。
ですので私は、
今でもその塾の先生達を意識して授業に臨んでいます。
学校の授業が簡単に思えるようになって自信になった
塾に通い始めて明確に変わったことは、
「学校の勉強が簡単になった」ことです。
塾に通い始めて勉強の量は大幅に増えました。
元々は学校の宿題のみでしたが、
塾でも宿題が出るようになったからです。
ただ塾は「先取り学習」と言って、
学校より早いペースで授業が進むので、
授業の内容が「復習」になったんですね。
ですので、学校の授業の理解度は格段に上がりましたし、
学校の授業も簡単だと思えるようになりました。
手を挙げて発表する機会も増え、
周りの友達から頼られるようにもなりました。
友人から「教えて〜!」って言ってもらって、
「こうすればできるよ〜!」って教えると、
「おお!分かったーー!ありがとーーー!!!」って
喜んでもらえるのがすごく嬉しかったんです。
友人に頼りにされるのも
メリットの一つかもしれません。
真和に行こうと思ったきっかけ
私が真和に行こうと思ったのは、
一つ上の先輩が真和中学を受験したと聞いたからです。
それまでは中学受験について全く知りませんでしたが、
「そういうのがあるんだ!」と興味を持ちました。
その先輩とはお話しする機会も多く、
人としても尊敬していたため、
その先輩が行きたいと思う中学ってどんな中学なんだろう?
って思ったんですね。
これが真和を受験しようと思ったきっかけです。
メリットその2:勉強への意識が高い
中学に入って感じたのは、
みんな受験を経験してきているため、
勉強や授業に対するモチベーションが
すごく高かったことです。
実は私自身、
小学校の頃はあまり運動が得意ではありませんでした。
でも中学に入ると、
運動がどちらかと言えば苦手な人も多く、
運動ができないことも
全然気になりませんでした。
むしろ運動ができないことで仲良くなることも多く、
「みんな一緒だな」と思って嬉しくなったぐらいです。
中間テストにも期末テストにも一生懸命で、
周りのみんなに引っ張ってもらって自分も頑張れた!という意識もあります。
メリットその3:行事が派手
中高一貫校の場合、高校生と中学生が一緒になって行事に参加します。
そのため、行事は自ずと高校生がメインになります。
体育祭の応援合戦や文化祭での出し物が派手で、すごくかっこよかったですね。
メリットその4:大学受験の準備期間が長い
これは中高一貫の大きなメリットだと思います。
一般に中高一貫では学習の速度が非常に早いです。
それは、大学受験のための準備をしっかり行う時間を作るためです。
当時、中学3年生からもう高校1年生の勉強をしていました。
授業について行くのは非常に大変ではありますが、
大学受験への順位がゆっくりとできるのは大きなメリットだと感じています。
学校のサポートもあり、
私も熊本大学に合格することができました。
中高一貫校の授業スピードについていけない場合は
中高一貫校に入学し卒塾したものの、
中高一貫のペースについていけず
塾に戻ってくる生徒って少なくありません。
中高一貫校って面倒見はいいのですが進度が早く、
一度ついていけないと
なかなか取り戻すのが難しくなってしまいます。
中高一貫校に進学した生徒でも塾に来ることで、
それまで「安定しなかった成績が安定する」ということはよくあることです。
もし学校の授業についていけない場合は、
季節講習で復習だけでも受講してもらえると、
ついていけなかった分がきっちりと理解できるようになるので、
また新学期から授業について行くことができます。
「将来こうしたい!」がなくても大丈夫
また、中高一貫校では高校受験がないため、
モチベーションを維持できない時があります。
- なんのために勉強しているんだろう?
- なんで勉強しなきゃいけないんだろう?
そう思ってしまう時がたまにあって普通です。
そんな時は
「将来どうしたいのかな?」
「将来こうなったら嫌だな」を考えると、
モチベーションが上がることが多いです。
ただ実は「将来どうしたいか」を
明確に決めている生徒の方が少ないです。
ですので私は「将来こうしたい!」が
明確ではない人にこそ勉強しておいて欲しいと思っています。
勉強ができれば、
高校、大学の選択肢も広がると同時に
人間的にも成長できます。
勉強をすることで、
大人になってから必要な「問題解決能」が身に付くだけでなく、
「どうやったらいいかな?」と考える分析力なども鍛えられます。
社会に出てからも勉強した経験は全く無駄にはなりません。
大人になってからも、目標が設定されたり、
期限を設けられたりすることは多々あります。
ですのでその場合は、
受験勉強で培った「どうやって達成したらいいかな?」を
考える必要があります。
それを達成するにはどうしたらいいんだろう?と考えることは、
勉強で「どうやったらいいんだろう?」を考えることとすごく似ています。
勉強をすることで確実に将来必要となる力が鍛えられていますので、
「将来どうしたいか分からない」のであれば、ぜひ勉強して欲しいと思っています。
もしお子さんが「勉強やりたくない」とか「進路どうしよう」と悩まれていたら、こちらのお問い合わせフォームから、疑問点・質問点をぶつけてくださいね!