佐賀県鳥栖市と言えば、サッカーJ2サガン鳥栖も有名ですが、バレーボールVリーグの久光スプリングスの本拠地でもあります。
バレーボールと言えば、私も中学時代にバレーボール部に所属していたのですが、今は塾の先生として、受験生が合格というアタックを決められるよう、鳥栖教室で優しく、丁寧なトスを上げております!
そんなオヤジギャグは置いといて、当時と今ではバレーボールのルールもいろいろ変わっていますね!
まず違うのが、得点方法です。 今はラリーポイント制といって、サーブ権の有無にかかわらず、ラリーに勝ったチームが得点するルールですが、昔は、サーブ権を持ったチームがラリーに勝った場合だけ得点となり、サーブ権を持ってないチームがラリーに勝った場合は、サーブ権が移動するだけで得点にはなりませんでした。
ですから、最悪の場合、サーブ権の移動ばかりで、得点が積み重ならず、試合時間が伸びるばかりでした。
また、サーブと言えば、昔はジャンプサーブが認められていなかったり、リベロという守備専門のポジションがなかったり、バックアタックもそれほど行われなかったりと、ルールや戦術が現代とは大違いでした。
これは、受験にも言えることで、お父さん、お母さんが受験生だった約30年前と現代では、佐賀県立高校入試でも、大学入試でも大きく違ってきております。
✅ ① 佐賀県立高校入試制度の違い(約30年前 vs 最近)
◆ 30年前(1990年代頃)
全国的に 公立高校入試は一般入試と推薦入試 の二本立てが基本。
推薦入試は 中学校長の推薦が必要で、筆記試験なしでの選抜も多かった。
一般入試は学力検査(国語・数学・英語など)+中学校の内申書などで選抜。
県ごとの 特色選抜や面接・作文重視の方式は限定的
特別な学校や学科のみ独自試験を課すケースが少なかった。
学力検査の比重が非常に大きく 「テスト一本勝負」色が強い時代
内申書の比重は今より低く、学力検査の点数が合否を大きく左右した。
◆ 最近(ここ1〜2年:2024〜2025年度)
2020年度入試以降、特色選抜A方式と一般選抜が統合され、2月に特別選抜、3月に一般選抜という形に整理されている。
特別選抜(スポーツ・文化系などの実技・評価表+面接)
一般選抜(学力検査+内申+面接)という形で実施。
内申書(調査書)の比重が高くなっている
調査書と学力検査を総合判定する傾向が強まり、単純な試験点数勝負ではない選抜方式に変化。
☆これから(2028年度)も大きな変更が予定
例えば前期・後期に分けて選抜方式を多様化し、高校選抜チャンスを増やす制度改定が発表されています(学力検査+作文/プレゼン自己表現等)。
✅ ② 大学入試制度の違い(約30年前 vs 最近)
◆ 約30年前(1990年代〜2000年代初頭)
全国統一試験:「共通一次試験」→「センター試験」
1979〜1989:共通一次試験(全国統一)。
1990年以降:大学入試センター試験として定着。全国の国公立・私立大学で利用。
センター試験は、主に 五教科の多肢選択式(マーク式)中心 のテスト。
大学ごとの二次試験(個別大学試験)を組み合わせ合否判定。
英語は「読む・聞く」中心で、話す/書くは評価対象外。
英語教育・入試の4技能対応は進んでいなかった。
◆ 最近(ここ1〜2年:2024〜2025)
センター試験は終了。2021年度から「大学入学共通テスト」に移行。
態勢としてはセンター試験後継だが、試験内容・趣旨が改革されている。
共通テストは
記述的な問題・思考力や判断力を問う出題の導入
英語は4技能(聞く・読む・話す・書く)に対応した評価への方向性の検討や試行 (実際の導入は見送りになる年もあるが議論が続く)。
学力重視だけでなく、思考力・判断力を重視する出題へシフト。
一部大学では英語外部試験(TOEFLなど)を活用する動きもある(導入と見送りが混在)。
大学側の選抜方法も多様化(AO入試・推薦入試の拡充)。
一般入試は共通テスト+大学独自試験
学校推薦型・総合型選抜(旧AO)も多くの大学で活用。
✔ 高校入試
親世代は「学力テスト中心の勝負」だったが、今は 内申+面接+活動評価 など総合的な選抜。
特色選抜という制度が生まれ、将来の可能性を評価する傾向に変化。
✔ 大学入試
「センター試験」という全国一律のマーク式中心の仕組みから、
→ 共通テスト+多様な評価方式へと変遷。
大学入試の学校推薦型・総合型選抜なんて、すでに合格報告が続々と出ていますので、もう大学合格が決まったの?と驚かれる親御さんたちも多いと思います。
そんな親御さんに代わって、お子様の高校受験、大学受験へ向けて、元バレー部の教室長が優しく、丁寧なトスをあげたいと思いますので、鳥栖教室で一緒にバレーボー・・・、勉強しましょう!!
学習塾イノセント 鳥栖教室
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