人吉・球磨地区の皆さんこんにちは!
人吉一中の生徒さんは、中間テストの日程、範囲が出されましたね。
テスト勉強は順調でしょうか?
さて今回は、勉強しているのに、点数がとれない。という人に
ぜひ読んでもらいたい内容です!
早速ですが、勉強の仕方に困っている人に注意してもらいたいこと、
それは、何を目的とした勉強時間か?をはっきりさせることです!
テストで点数を取れるようになるためには、自力で問題を解ける必要がありますよね?
3ステップにわけると ①わかる ②練習する・覚える ③確認する
となります。
皆さんはそれを意識して勉強をしていますか?
例えば英語の勉強で学校のワークを解くとしましょう。
皆さんは何を目的にしていますか?
提出期限に間に合うように、なんとなく解いて
出来なかった問題をそのつど解答をみて、
「あーそうなのか!」「わかった。」
答を赤ペンで書き直して終わっている人は要注意です!
いわゆる「わかったつもり」正確には「できているつもり」でしょう。
解答をみて、説明を聞いて「わかって」はいるのですから。
「わかった」=「自力でできる」ではない。
というのに気づいていないことが
成績が伸びない原因の生徒さんは多いです。
問題を解く前に、その単元の新しい文法を理解していますか?
単語・熟語を覚える時間を取りましたか?
問題を解く目的は大きくは2つあります。
(1) 練習して定着させる
(2) 自力でできるか確認する
英語の進行形の文法を例にあげると
(1)ではbe + doing で進行形、~しているところ(状態)を表す
という基本事項を理解したうえで、
・主語と時制(現在、過去)に気を付けて be動詞を選ぶ。
・そのためにnow や thenを確認する。
・動詞のing形のつづりに気を付ける。
など理解を定着させるための時間になります。
(2)では試験前1~2週間前に何も見ずに「本当に自力でできるのか」
を確かめるための時間です。つまり、全部解き終わるまで、解答はもちろん
単語・熟語を調べるのはNGです。
全部解き終えた後に✖の問題は理解・暗記が足りなかったのか、
注意不足だったのか原因を確認して目的を持って次の復習へと繋げましょう。
目的意識があやふやなまま、なんとなく問題を解いて
答を確認して、「わかった」で満足すると
テストの時に「あれ、なんだったかな?」になってしまいます。
問題を解いていて、半分以上の問題がわからない、自信がないのであれば
もう一度理解する時間を取ってから問題を解かないと
正しく身につけるための練習時間にはなりません。
中学生、高校生と学年が上がるにつれて学校での授業で問題を練習する時間は
とても少なくなっていきます。つまり自分で問題を解くときの目的が重要になってきます!
まとめ
勉強を始める前に、今からの時間は
・内容を「わかる」ための時間
・「定着や暗記」のための時間
・できるか、覚えているか「確認する」時間
目的を確認してから取り組んでみてください!