今日は、これから気になる内申点の影響についてです👍
内申点の採点の仕組み
中学生の場合!!
9科目すべてが5段階評価される。
中学3年生の成績は必ず加味される。
という点です。どの都道府県においても、直近の成績である中学3年生の成績が重要視されています。
また、「中学3年生の成績」や「技能4科目の成績」などは「2〜3倍計算」される傾向がよく見受けられます。「中学3年生の成績」は、直近の学力を表していることで重視される、と推察され、「技能4科目の成績」については、学力テストが実施されないため加点される、という理由が考えられます。
内申点の関係で受けれない高校が無いようにしましょう👍
高校生の場合
大学入試の選抜方法には、大きく分けて「学校推薦型選抜(推薦入試)」「総合型選抜(AO入試)」「一般選抜」があります。選抜方法別に、内申点の影響度を示した表が以下です。
【選抜方法別の内申点の影響度】
出願時 選考時(合否)
学校推薦型選抜
(推薦入試) 影響度:大
基準に達していないと出願できないケースが多い 影響度:大
選考においても、内申点(評定)が判断材料となる
総合型選抜
(AO入試) 影響度:大
基準に達していないと出願できないケースが多い 影響度:少
内申点が合否の判断材料となる大学は少ない
国公立大学の
一般選抜 影響度:無
内申点の基準はない 影響度:少
合否に影響しない大学がほとんどだが、調査書を点数化して合否判断に使う大学があるので注意
私立大学の
一般選抜 影響度:無
内申点の基準はない 影響度:ほぼ無
調査書を評価する大学はあるが、内申点そのものは見られないことが多い
この表でわかる通り、「学校推薦型選抜(推薦入試)」は出願時にも選考時にも内申点が大きく関わってくるため、内申点の影響度が最も多い選抜方法と言えます。
一方で、一般入試では、出願時に内申点が基準になることはなく、選考時にも使われないケースがほとんどです。そのため、内申点の影響度が少ないことがわかります。
このように、大学入試と内申点の影響度について確認する場合には、「どの選抜方法を利用するのか」が大きく関わります。