田島教室 たくさん書いて覚えよう!←間違いです 田島教室教室長 2024年10月2日 こんにちは!イノセント田島教室の永野です! 突然ですが、みなさんは「特技」って聞かれたらなんと答えますか? 意外と答えるのに困りますよね。 先生は以前自己紹介でも書きましたが、「円周率を200桁言えること」です。 こう言うと100%で「じゃあ言ってみてよ」と言われるので、「3.1415926535897932384626433832795028841971693993751058209……」と答えるのですが、たいてい相手は口を開けてポカーンとします。役に立ったことなど、人生で一度もありません。 しかし、覚えた結果は役に立たなくても、小学生のころ教科書を見ながら一生懸命覚えようと試行錯誤した経験は、指導するにあたって、ものすごく役に立っています。 よく「何回も書いて覚えようとするのに覚えられない!」という子がいます。 「書いて覚える」という考えは捨ててください!!! 「覚えるためには何回もノートに書きましょうね~」とよく分からないことを言い始めた人誰なんですか? 怒らないから出てきてください。 先生は覚えるために書いて練習したことはありません。確かに、初めてみる英単語や漢字は2ー3回は書きますが、何十回も書いたりはしません。 覚えるのに大事なことは 「一問一答を高速で反復すること」これだけです。 <例> 1886年イギリス船が沈没し、日本人乗客が全員水死した事件を何という? →ノルマントン号事件 これを、問題文と答えをそのまま何回も書いて覚えようとする人がいます。やめましょう。日本語の練習にしかなりません。 これを覚えるには、「1886年 イギリス船」と聞いたら「ノルマントン号事件」を0.1秒で思い出すよう頭の中で練習します。 覚えたかな?と思ったら今度は「ノルマントン号事件」と聞いたら「1886年 イギリス船(沈没)」を思い出せるかの「逆の確認」もします。 一方向ではなく、双方向での知識のつながりをつけることで、記憶が盤石になり、忘れにくくなります。覚えるまでに何回かかるかは個人差がありますが、書くよりは圧倒的に楽です。 これは一部分ですが、勉強法にお困りの生徒さん、保護者様。 教室に来ていただければその子にあった勉強法で勉強が楽しくなるかも!? ぜひお待ちしています!